1:06 02 2011

[:H320]
今まで読んでいたようで未読だったチャンドラーの「長いお別れ」。村上春樹の新訳が出たことを知って、あえて旧約(?)(聖書みたいですが。。)を読んだ。ハリウッド映画の様な大味な話の展開かと思ったら、決してその様なことは無く、繊細と大胆、洗練と男くささ、が同居する、ハードボイルドでは一級品のいい本だった。フィリップ・マーロー、、格好の良い男である。登場人物や情景も既視感やHIGH KEYな映像と共に活き活きと目の前に現れた。。フィリップ・マーローの繊細さや、自身のこだわりと孤独感が共生する日々、シニカルな一面がありつつも他人に優しい、これが混在した感じが非常に魅力的だ。村上春樹の物語に登場する人物ともかぶる。村上春樹による新訳が出されたのも妙に納得してしまった。


今日のラン

10.61 km    1:01'30"     5'48" min/km    676kcal
先週は体調や膝の問題もありお休みしたが、今週は膝休み効果もあり快調だった。このような感じでコンスタントに10kmオーバーを走り、徐々に距離を伸ばしてみたい。今年中にはハーフぐらいは出て走れるようになるであろうか?

[:H320]