1:22 08 2012

刺激と反射。
忙しく、やらなければならないこと、突発的に発生する事象(刺激)、に対して、ただただそれに対応して行く(反射)。自分の一日はほぼ、この「刺激と反射」に支配されている。この「刺激と反射」は、ある意味「法則」に近く、そこにあまり人間性の介在する余地は無い。忙しさは年々増し、このいわゆる「刺激」は増え続け、それを反射的にこなして行く状況は、否応無く自分自身の職人的・技巧的に物事をこなして行く技術ばかりを磨いて、結果として技術だけで外科手術をこなす無機的・機械的な医者のような自分を生み出してしまった。
こんな状況を十年以上続ければ、仕方ないともいえるが、こんな無慈悲無機的に進む時計仕掛けの毎日を少しでも変えていければ良いなと思う。自分の考えや、印象をもう少し際立たせる日々。そんな日を少しずつ増やしたい。