1:04 12 2010

[:H320]
NICK DRAKE

昨日、今日で仕事の山場を超えて形になったかもしれない。音楽に携わる仕事で、生活の大半の時間を仕事に切り取られて、自分の時間は円グラフのアンケート調査で言うところの「その他」の回答のような、チーズの一片よりも小さい「時間片」しかない。そんな仕事への偏った日々の中で、限られた自由な時間で何をしているかというと、仕事以外でもまた音楽を聴いていたりする。
NICK DRAKEのアルバムは自分が辛い状況にいるときでも、ふと重荷をといてくれるそんな力がある。今まで何度も助けられていて、自分にとっては無くてはならない音楽。アルバムは全部好きだが、今は「BRYTER LAYTER」が一番かも知れない。このアルバムは自分にはアールヌーヴォー的に響く。漆喰の白壁、曲線、そして木の質感。下のPASCAL ROGEのサティー・ピアノ・ワークスのアルバムも自分にとってはとてもアールヌーヴォーな作品。
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